google-site-verification=tspjGYP2gIcb3MFqsIMJKHx5FkJBRAkM0mpmVvfoSAw

😸以文会友 以猫輔仁😸

文を以って友を会し、猫を以って人を輔く Twitterでいいきれないことをここで話します アカデミックに行きましょう😀 ネコは俯瞰的な立場で監視します😸

音楽の話♫VOL.36 DIO The Last in Line

西欧の価値観だと才能は”gift"であり、神が与え給ったものである。その贈り物を受けた人はその才能を使い社会に還元する義務がある。
 
金持ちは貧しいものに還元することが美徳とされているのはそのためです。
だから西欧ではチャリティが盛んなのです。

1985年Live Aidを渋谷陽一氏は非難していましたけれど、それは文化の違いです。「こんな悲惨な現状がある人たちがある」と騒いで、世間に訴えかける。皆に知ってもらう事が重要だと思いますけれど、いかがでしょうか?
 
今回取り上げるのは、”ヘヴィメタルを歌うことを神に命じられた男”と称させるRonnie James Dio(1942−2010)(ホントかいな😅)率いるDIOです。
 
神に命じられるところ、キリスト教文化圏ですね。仏教文化圏ではそのようなことはありません。自分で決める要因があるか、生を受けるときに、枕元にイアン・ギランが立ちます😅
ちなみに年齢的にはロニーはイアン・ギランやオジー・オズボーンよりもうえです。
 
神に命じられたかどうかは別として、この人の歌は本当に上手い。しかもそれまで、他のロックシンガーになかった上手さです。はじめて真面目に聞いたときにはホントに驚いた。あのコブシを回す演歌的な歌いかたは当時としてはユニークであった。さらに音程を外さない。見事としか表現できません。
 
これまでのロックシンガーは大まかに言ってしまえばRock'n'Rollの創始者たちやシカゴブルースそして何よりもSam Cookeをはじめとするソウルシンガーを手本とするケースがほとんどだった。
The Beatles時代、特に初期のPaul McCartneyの歌いかたはLittle Richardそっくりだし、MicK JaggerはMuddy Watersそのものだった。さらにRod StewartのSam Cookeに対する愛情はいまだにファンそのもの。そんな感じ。
 
それに対して、Ronnie James Dioは全くの違う畑からで学んでいます。それはなんとオペラだそうです。幼少の頃からオペラのレコードを聴いて育ったそうです。
 
オペラに対して門外漢の私としては新鮮に映るわけです。西洋クラシック音楽趣味のRitchie Blackmoreが彼を欲しくってELF*1に接触して、ソロシングルを録音。それが発展してRainbowを結成してのは有名な話。
 
Ronnieのどこまでも伸びる中音域、演劇的な盛り上げ方はヘヴィメタルの様式美そのものであり、彼の歌い方が手本の一つとされていた。
しかも彼の作る歌詞のイメージは暗黒の中世、呪術、魔術をイメージしているものであり、まさにヘヴィメタルのイメージ。Rainbowが過渡期のときにラブソングを作るように言われるが、それを彼は拒否。脱退の原因になったと言われるが、真実は如何に?
 
Rainbow脱退後、Black Sabbthを経て、相方になるドラマーVinny Appice*2、Rainbowからの旧知の中Jimmy Bainとともに結成したのが今回紹介しているDIO。
 
雇われから、事業主に出世したRonnie James Dio。
彼の理想、頂点とする”Rainbow’s Raising”に向かってモダンなヘヴィメタルサウンドを表現しようとするのが、DIOです。
 
シングルヒットしたスピーディな”We Rock"をはじめとして、ドラマティックに仕上げたタイトルチューン”The Last in Line”、そしてお得意な中世的、中東的なサウンドを誇る”Egypt”まで一気に聞かせる。やはり80年代ということもあり、極端に長い楽曲がないけれども、どちらかというとRainbowの”Long Live Rock'n'Roll”のような印象を受ける。
 
的確でありながら、手数の多いドラミング、ギターもさまざまな表情を見せるけれども、Ritchie Blackmoreスタイルのプレイは安定している。
とはいえ、一番の注目はRonnieのボーカル。この人はこの手の歌を歌わせたら本当にうまい。このメロディアスに劇的に盛り上げる唱法はさすがです。やはりサウンドプロダクトもボーカルが主役になるように仕上げています。
 
結果として、これぞ、ヘヴィメタルというイメージのアルバムに仕上がっています。あのジャケットの怪獣もまさしく様式美。
残念なのは時代を経過して少し古臭さを感じることかな😅
とはいえ、ロックファンならジャンルを超えて一回は聞いてみたい作品です。
 

f:id:wataru42nc:20210519173320j:plain

見よ!Ronnieの勇姿!このイメージまさにメタル
”The Last in Line” 1984年発表 UK4位 
収録曲
  1. We Rock
  2. The Last in Line
  3. Breathless
  4. I Speed At Night
  5. One Night in The City
  6. Evil Eyes
  7. Mystery
  8. Eat Your Heart Out
  9. Egypt(The Chains Are On)
 
参加メンバー
  • Ronnie Jams Dio Vocal
  • Vivian Campbell Guitar
  • Jimmy Bain Bass Vocal
  • Vinny Appice Drums
  • Claude Schnell Keybords
 
Produced By Ronnie Jams Dio
 
THE LAST IN LINE

THE LAST IN LINE

  • アーティスト:DIO
  • 発売日: 1991/03/01
  • メディア: CD
 

 

*1:Ronnie James Dioが在籍していたバンド。Deep Purple の前座を務めたときから彼とのバンド結成を熱望してたそうです

*2:かのCarmine Appiceの実弟