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読書の話📚VOL.31 井沢元彦著 『学校では教えてくれない戦国史の授業』 裏切りの秀吉 誤算の家康

気楽に読書を楽しみたい時もあります。
作家には大変失礼な言い方ですけれども、暇つぶし、時間潰しのための読書です。
 
わたしはゲームをやらないし、大体ゲームはすぐ飽きます。「ネコは飽きっぽい😅」*1
まず、ロールプレイングゲームはしません。というよりもできません。その代わりと言ってはなんですけれども、細かい時間で毎日ルーティンのように続けることは決して苦手ではありません。だから朝ドラを見ることができる。
 
繰り返しになりますけれども、そのような時間は高橋源一郎呉智英のコラム。江戸川乱歩の短編などがお気にい入り。歴史好きとしてはその中に井沢智彦、関裕二なども加えたいですね。
 
 
読み慣れた作家なので、スッと読めます。加えて主張が一環としているので、大変読みやすみ。
 
今、電車の中で読んでいるのがこれ。

 

 井沢元彦の本は何冊か読んでいるし、この『学校では教えてくれない 日本史』シリーズは好きでほとんど、読んでいるかな?
もともと、作家ではない(言っていいのかな?)ので、比較的文章がストレートで読みやすい。
 
この本では豊臣秀吉は結局、織田信長の理想を体現して天下を目指す。その為に当時の常識にとらわれない策略で上り詰めて行く。と井沢元彦は書いている。
 
形として織田家の領主である三法師の後見人にしか過ぎない。それをいかにして出し抜くか、その為に朝廷の揉め事に首をツッコミ五摂家近衛家の養子になり、さらには豊臣性を作ってしまう。
当時は朝廷は位を与え、暦を決める程度の力しか持っていなかったようだけれども、形の上では三法師の上に身分が上になった。
 
さらに旭姫の一件。この本を読んで気がついたのですけれども、人質は下から上に差し出すものであるけれども、この場合は上から下に差し出している。これは当時の常識に反すること。
 
中野信子氏の解説によると、織田信長豊臣秀吉は同じサイコパス。ダブルサイコパス
サイコパスの特徴として目的を果たすためには手段を選ばず、周りを本当に駒として使います。そして「裏切る」ことも違わない。
秀吉は同じサイコパスとして信長の言動がわかったそうです。その信長がいなくなった後、タガが外れて暴走したと考えられる。
 
さてさて、そんな秀吉ですけれども、いまだに大阪では「太閤さん」と言って人気があります。自分も下からのし上がった秀吉は大好き。
 
それって明治政府が朝鮮を植民地化するために英雄であるというプロパガンダを流したことと、当時の大阪で「北野の大茶会」など、結構インフ事業とバラマキをしていた。それで庶民を味方につけたからです。
 

 

ということです。

 

でも、やはり僕は太閤殿下のロマン好きだな😅

*1:ここは山寺宏一調に読むように(爆笑)