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朝の連続テレビ小説 『おちょやん』第22週「うちの大切な家族だす」

いよいよあと二週。遂にドラマのテーマが明確に語られました。
 

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ラジオドラマで女優復帰した千代
 
前を向いて生きているかどうか?
 
意外なことに生瀬勝久演じる脚本家長澤誠がそのセリフを発する。
 
ドラマを通しての千代の苦闘。
 
  • ダメな親父
  • クビになりそうだった奉公先
  • また足を引っ張る、借金まみれの親父
  • 演劇で何度もぶつかる壁
  • 夢にまでみた弟の再会は残酷なものだった
  • 映画女優としてクビになるけれども、舞台女優としての再生
  • 戦争
  • そして天海の浮気に子供までできてしまう
確かにここまで酷い目にあえば、心も折れるわな。
しかし、何度もうちひしがれても、千代は前向きに生きていく。
 
「うちがあんたらを捨てたんや」第一週での千代のセリフです。それ以来、千代はどんな待遇であっても持ち前の明るさで、その苦難を乗り越え、したたかに世間、演劇界を生き抜いていく。しかもその度に力強く、その苦難を肥やしにして立ち上がる。
だから、私は何度も涙しました。
 
「この程度で死んでいたら、十回は死んでいる」
「どんな人生やったのか?私も竹井千代に会ってみたくなった」道頓堀で千代の関係者にあった長澤氏の感想である。
 
今週は再生した女優千代とその対比として、スランプから抜け出せない二代目天海。
憎かった継母栗子を許し、春子を養子にとることで、千代の中で栗子の何もかも許した瞬間だったのかもしれません。
 
ドラマは大団円に向かって収束します。
ここは最終週で強引に色々と詰め込んでクロージングしなければならなかった『エール』とは異なり、どのように収束するのか。
 

「前向きに生きる」ドラマのテーマ、確かに受け取りました。