朝の連続テレビ小説『おちょやん』 第１５週「うちは幸せになんで」
二代目天海天海襲名について
先日、たまたま仕事で浅草の『木馬館大衆劇場』の前に行きました。
通りすがっただけなので、メモを取り損ねましたけれども「二代目〇〇」という暖簾が上がっていました。大衆演劇でも襲名というシステムがあるのか・・・・。
「先代の方が毒があった」とか、「先代そっくりだね」(^^)
最近、「笑点」見ながら二代目三平さんがオヤジさんに似てきたと思うのは私だけ❓たい平さんはこん平を襲名するのかなぁ？
今週はテルヲの決着編
先週は千之助、万太郎の関係がメイン。わりとサブキャラの決着が早い気がするけれど、もう３月。５月の第二週がお尻になるので、特に早いというわけではないかσ^_^;
最終回に向かって千代が絶対的に中心になるので、周りのキャラを解決しておこうということですね。放置プレイはなしということですかσ^_^;
影や関係の薄かった「岡安」の宗助をテルヲの完結編に使うセンスはいいですね。他の「岡安」の人だと、千代との関係が濃いのでテルヲを擁護するのはちょっと無理かなぁ。ここまで宗助さんを動かさなかったのは、今回のエピソードで動かす為なのか？これは深読みしすぎか？
テルヲ役のトータス松本は「最後はいいひとで終わりたい」と出演番組で答えていたそうですけれど、その気持ちは少し叶えられましたかね。体が悪く、もう自分の死期をさとっといるテルヲは最後のお別れに来たということにしておきます。
「女優を辞めさせてくれ」。主役ができないなら、子供を産んで育てる。当時の道徳感。
「お月さんのような女優。周りをひきた照らす」このドラマで何度もお守りのビー玉を通して月を見るシーンがあるけれども、そういう事でしたか。
借金をしてヤクザものに追われていることは相変わらずですけれども、テルヲは今回「金」に関しては発言をしていない。父親として自分ができることをしようとしていたけれども、うまくできない。千夜を庇おうとして、ヤクザものと大立ち回りして、留置所にいれられてしまう。
結石で苦しんでいるところをテルヲに助けられた宗助。「小さい、小さい石。それでも激痛」このセリフいいですね。
躊躇してたが、宗助の言葉に背を押され接見する。
「・・・悔しいけれども、あんたは、うちのお父ちゃんや」泣きながらテルヲに叫ぶ千代。ここもいいですね。ここもドラマを通してのクライマックスになると思いますね。
喪服を着て、母の写真とテルヲの写真を並べる千代。千代は本当にテルヲを許したのかな？
「朝ドラ」らしく、「岡安」、「家庭劇」の面々が集まり思い出話をする。弔い酒。ラストはこうこないといけません。これが最後まで許さないのなら救いがなくなります。ここは作家の良心ということにしましょう^_^
