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朝の連続テレビ小説『おちょやん』 第14週「兄弟喧嘩」

ここで千之助のエピソードを挟む展開
二代目展開襲名、千代との結婚。あれから三年経ちました。朝ドラ得意のタイムワープ。
これが多すぎると、作家の技量を疑ってしまいます。
 
さて、時間経過とともに、千代の髪型は変わっています。
女優として、人として充実してきたのか?杉咲花の顔付きが変わってきたのかように思うのですけれど、いかがですか。
 
朝ドラは女性の立身出世や女性の一生を描くものが多いので、「その間、大きな出来事がありませんでした」と言って時計を早回しするのは仕方ないと思いますけれど、タイムワープで問題が解決している場合があります。
 
『スカーレット』がいい例で、見ている方が嫌になってきた。結局時間が余って、最終回に向かって盛り上がっていかなければいけないのに、総集編のような週があったり、本編に何も関係ない「パリに行かない?」と言う話があったりと、私にとって退屈な作品になってしまいましたね。まあ、あのドラマは本当に登場人物の使い方が下手でしたね😅
 
さてさて、話は『おちょやん』。
ドラマの内容が本当によくなってきた。「伏線が回収されていない」、「なんか唐突」と言う印象が払拭されて「鶴亀家庭劇」のくだりになってから綺麗に伏線を回収している。
やはり、重要な登場人物である天海一平が全面に出て来てから、一本芯が入った印象が受ける。
 
今回は千之助と万太郎との確執の話。
チャップリン来日に合わせて、鶴亀の社長は日米喜劇王対談を企画。日本喜劇王決定戦を万太郎一座と鶴亀家庭劇で行うと言うもの。
千之助はチャップリンよりも万太郎との対決に闘志を燃やす。それ以上に冷静ではなくなってしまう。独りよがりの脚本を書き、女優はいらない発言をして顰蹙を買い、劇団で孤立してしまう。
 
今週の展開で千之助がなぜ、万太郎に対して恨みを感じているのか過去が明らかになる。
「決まってるやろが・・・おもろいからや」
ここで二人の過去を探るのは主役の仕事(笑)
万太郎に突撃。そして返す刀で千之助のところでいく。
 
「憎いからではなく、認めてもらいたからだ」千之助。よくある下手な展開だけれど、いい流れです。話は作りやすいし、わかりやすい。
さすが、朝ドラ!
 
いやいや、それにしても板尾創路さん。一時は引退して、脚本を書くような噂を聞いたけれどいい役者ですよね。喜劇役者の大御所、座長という役柄は今の板尾創路にぴったりですね。
 
ここで今まで、役者として下に見ていた二代目天海をようやく認める。
頭を下げ、初めての合作を執筆し、劇団員にも協力を求める。ようやく千之助が家庭劇のメンバーになった瞬間であった。
 
あの劇中劇、『丘の一本杉』父であり、師であり・・・。この芝居。ちょっと見てみたいという気になりましたけれどもいかがでしょうか?

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劇中劇『丘の一本杉』
 
今週ラストの千之助と万太郎の居酒屋での会話、そして卵のオチ。ここで終わりではなく、居酒屋の女将の二人に「食べ物粗末にして💢」のセリフは笑わしてもらいました。
最近のうるさがたの連中を大人しくするためなのですね。また、二段落ちとしてもいける。
 
 
スタッフの皆さん。エンジンかかって来ましてね😀

 

もうDVDセットが販売されています。早い😅