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😸以文会友 以猫輔仁😸

文を以って友を会し、猫を以って人を輔く Twitterでいいきれないことをここで話します アカデミックに行きましょう😀 ネコは俯瞰的な立場で監視します😸

音楽の話♫Vol.29 GENESIS ”Invisible Touch"

フジテレビの『情報プレゼンターとくダネ』が終了するそうです。申し訳ないけれど、一度も全部通して見たことがありません💦 平日朝8:00から9:55ってカタギのサラリーマンは絶対見れません。しかも良い大人はNHKの朝ドラを見てから、TBSラジオの『大沢悠里のゆうゆうワイド』その後番組『伊集院光とらじおと』を聞いている時間です。
まあ、フジテレビですから、きっと、カタギではないサラリーマンや悪い大人が見ているのでしょうf^_^;
 
とは言っても、22年も続いたですから、流石ですね。『笑っていいとも!』、『ライオンのいただきます』、『めちゃ2イケてるッ!』など、またフジテレビの看板番組が終了します。時代なのかな?まあ、全然、見ていないからいいやm(_ _)m
 
その『情報プレゼンターとくダネ』のオープニングで使用されていたのが、今回紹介するGenesisの"Invisiblr Touch"。

インヴィジブル・タッチ

1986年に発表された、同名のアルバムは米国だけで600万枚、全世界で1,500万枚のセールスを記録。シングルカットは五曲、全て全米チャート入り。ファーストシングルカットの "Invisiblr Touch" はバンドとして最初で最後の全米一位を記録。
めちゃくちゃ売れた作品で、今でもお気に入りの愛聴盤です。
 
GenesisThe BeatlesThe Rolling Stonesとは別として、The WhoThe Yardbirds、Iron Maidenと並んでわたしが最も好きなバンドのひとつ。今回の紹介には力が入ります。
 
生き残りをかけたProgressiveRock
Genesisの歴史は長い。ボーカルのPeter Gabrielを中心に1967年に結成。ロックミュージックは大きな変革期であった。メンバーが定着したのが、1971年『怪奇骨董音楽箱』(すごい放題😅)。当時この手の音楽はProgressive Rockと言うジャンルに分類される。それ以来、紆余曲折ありながら、メンバーの離脱、一時解散時期もあったが、約50年フロントマンのPhil Collinsが引退するまで、全力でShowBusinessの世界を常にヘッドライナーとして駆け抜けた。
 
”Invisible Touch”が発表された80年代。
Progressive Rockと言うジャンルは瀕死状態。彼らは色々な音楽的要素、特にクラシック音楽やジャズを取り入れ、10分以上の長い楽曲作りを得意としてきた。しかし70年代末期、Punkmusicの登場で再び音楽シーンはシングルに重向を置かれる。
その後に登場したNew WaveNew Wave Heavy Metal、AOR等におされて完全に時代遅れとされてしまった。さらにはMTVの台頭により、彼らの居場所はグッと狭くなった。
 
まずは代表格のPink Floydはメンバーのいざゴザで解散状態。
Yesも一回解散。メンバーを一新して再スタートまではよかったけれども、70年代のフロントマンJon Andersonが主導権を取られてしまったことに嫌気をさし、昔のメンバーを集めてYesを名乗ろうとしたけれど、頓挫。まだ、元気ですか?
加えていにしえのスターメンバーが集まった妖怪鵺のような”Azia”、さらにそこから脱退したメンバーが結成した”GTR”なんかもあったけれど、ほぼ全滅。
 
我が道を行くRobert Philip率いるKing Crimsonはメンバーを一新して80年代突然の復活。新しいリズムを模索。いにしえのファンには賛否両論であったけれどこの人はいつも楽しませてくれる(笑)
それは兎も角、皆さん酷い目にあい、新しい道を模索するもうまく行かなかったのが現実。その中でGenesisだけはヘッドライナーを歩み続ける。
 
そしてGenesisが残った

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Genesis Phil Collinsにまだ毛がある😀
その秘密とは何か?
もちろんGenesisProgressive Rock時代は他のバンドの様に、器楽演奏に集中したスタイル。しかし他のバンドと異なる点が幾つかあったと思うので、ここで列挙します。
 
  • Soul Music の要素
  • 卓越した演奏能力
  • Phil Collinsのスター性
  • 期を見て敏なる柔軟性
  • 昔からのファン、お得意さんを大切にするアルバム作り
 
ひとつひとつ吟味することはしないけれども、他のバンドを差し置いて生き残る要素だったと思っていいます。
 
アルバム紹介
今回紹介する”Invisible Touch”も同様のアルバム作りをしています。
オープニングのタイトルチューン”Invisible Touch”はドラムロールからギターのコートカッティングで曲の骨格を作る。コードカッティングやリフレインで曲の骨格を作るのはBritishRockの常套手段。変拍子を使っているが、ポップでキャッチな曲作り。Philのボーカルも改めてMotownミュージックに根ざした洗礼さえた都会的なソウルミュージックの歌い方。
 
しっとりとしたバラードはPhilのソロアルバムの経験が充分生かした曲作り。
さらに特筆すべきは昔ながらのprogressiveRockを今に蘇らせる”Domino”や”The Brazilian”など本当に聞き応え満載。
 
これだけキャリアのあるバンドだと煩型ファンから「昔はよかった」なんて言われるケースが多いけれどもそれをすべて満足させ、また新しいファンもワクワクさせる。本当にうまいアルバム作りです。
 
大変聞きやすいし、結構音楽的にドッキとするところも多い。Genesisをこれまで真面目に聞いてことない人は是非とも聞いて欲しい作品です。
 
 
"Invisible Touch"1986年発表。
収録曲
  1. Invisible Touch
  2. Tonight, Tonight, Tonight 
  3. Land of Confusion
  4.  In Too Deep 
  5.  Anything She Does 
  6.  Domino 
  7. Throwing It All Away 
  8.  The Brazilian
 
Phil Collins Drums、Purcussion & Vocal
Mike Rutherford Bass & Guitar
Tony Banks Keybords
 
Producued by Hugh Padgham & Genesis