特撮の話 仮面ライダークウガ episode３１『応戦』
2020年年末、コロナ感染は止まることを知りません。日夜、死に物狂いで医療、製薬の現場のみ。政府幹部は知らん顔。
今、はじまったことではありません。
episode31『応戦』は総集編。
「金の力」が出揃い、今後、新しい「章」に移行するので、「一回中締めします」くらいに思っていました。
今回改めて見てみたけれど、今回は単なる総集編ではありません。ドラマの部分は「次章」の掛け渡しになっています。
episode31『応戦』のオープニングは大変印象的です。強化される未確認生命体に比例して、「殺害」した時の爆発力も大きくなる。新聞、マスコミは４号、クウガの強化の暴走、弊害だと報道する。
今まで、いい顔していて「ヤバく」なったら叩く。どこかで見たぞ❗️
「強化しないと勝てない」ここに五代雄介の葛藤がある。
妹のみのりは「あんな大変なことがあったのに、ケガした人がいなくてほんとによかった。一条さんのおかげだね」語る。
バッシングを受けるクウガをなんと庇おうとする。みのりさんはドラマを通じて「癒やし」の役割を果たしている。
これまで、クウガはなぜ、金の力を得ることができたのか？
毒キノコ男との戦いで瀕死の重症を負い、電気ショックによる心臓マッサージの結果、霊石アマダムに影響をもたらす。それは「強くなりたい」という気持ちがアマダムを変化させて可能性があるという。
「椿さんが言ったけれど、金の力が出たのは五代君の意志？」
「そうみたい」
「そっか」
「どうして？」
こういう何気ない会話の中に五代雄介と取り巻く人たちとのギャップがある。さらに五代と一条薫の戦いが辛くなっていく。
いよいよ次回、赤いマフラーをしたバイクに乗るバッタ男との決着のエピソード。
何度も言います。『仮面ライダークウガ』は子供番組。
ここから、警察のスタッフとクウガの連携が本格化することで集団、組織として成長していきます。
