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特撮の話 仮面ライダークウガ episode34『戦慄』、35『愛憎』

暴力に対抗するための笑顔
 
『仮面ライダークウガ』というドラマは人々の笑顔を守るため、五代雄介と一条薫が仲間達と連携して、殺戮を行う未確認生命体と戦う物語です。
 
先日、東京大学教授の安冨歩氏のYouTube番組を見ていたのですけれど、興味深いことを言っていた。一度見てください。
 
 
「怒り、暴力に対抗するのは非暴力と笑顔である」
 
episode34『戦慄』から、ラストまで脚本はメインライターの荒川稔久氏。ここからラスト迄、クウガ独自のテイストであるホラー色を強めて行きます。手元にDVDがある人は前回の『連携』と見比べてください。「神回」なんて安易な言葉で語っている映像も見ました。井上敏樹氏が担当して、何度もバッタ男とクウガ、警察の連合軍が何度も対峙する娯楽巨編とは違い、今回の『戦慄』、『愛憎』ではまるで前回の揺り返しのように動きは少なくなりますが、最終回に向かっての伏線をいくつか見ることができます。
 
 
最終回に向かっての伏線
 
先代の亡霊との決着をつけたクウガ。episode34から最終回に向かって走り出します。
 
  • 第0号の出現
  • Bー1号の「今度のクウガはダグバに近くなる」の意味
  • クウガの究極体
 
夏休みが終わった頃、幼児が読むテレビ情報誌の表紙を飾った『アルティメットフォーム』には驚きました。
 
「お父さんかの財布からまた吸い取ろうと言うのか」クウガはお父さんたちの笑顔を考えていない(笑)
 
さて、ストーリーを追っかけましょう。
物語は思い切りホラーなオープニング。これまでの未確認生命体の殺人はただころすだけであった 。理不尽な死であったが、今回のヤマアラシ男は人の苦しむ姿を楽しむと言う、サディスティックな怪人。物語の大きな流れは、針を仕込まれた高校生が恐怖のあまり、自殺してしまった。ゲゲルを完結するためには、新たに針を打たなければならない。
その防衛戦が話のメインになります。
 
これだけですと、ホラー映画になってしまいますが、ちゃんと道徳的なストーリーも用意されされています。良質な子供番組。
 
通して見るとやはり子供番組。会話は全て対話方式。変に「見ればわかる」、「察しろ」的な演出はしません。
 
今回はその部分に当たるのが園児の積み木のくだりです。
 

 
 
「嫌なことにはちゃんと嫌だと言う」、「感情を表に出して暴れれば、黙ってしまう。そんなしゅうと君は嫌い。でも、また一緒に遊びたい」、「勇気を出して、話し合えば、お互い分かり合える」
喧嘩していた幼児が、勇気を出して話しかけ和解すると話。道徳的にはこれでいいのです。小さいお友達はちゃんとここを見てください。
 
しかし荒川氏は自分のメッセージをまるで皮肉るような、ストーリーを展開します。
 
ファーストラウンドでクウガは敗れます。「今はゲゲルの時間だ」冷徹にクウガに捨てセリフを吐く、ヤマアラシ男。
 
「次は必ず、倒します」
「理由なんてないよね。だから殺させない」
 
稔ちゃんの保育園に二人のことを心配になって電話をする五代雄介。
「わかり会えるよ。人間同志なのだから、お互い話あえれば」と言う。
そのセリフを嘲り笑うかのように、未確認生命体のニュースが流れる。一条「同じ姿をして、同じ言葉を話すようになったが、それなのに感情を無視して殺戮をを続ける。どうしてそんな存在が生まれてきたのか」
 
五代雄介は同じ未確認生命体として、彼らとも「分かり合えれば」と思っていたのであろう。この流れは永井豪の『デビルマン』に通じるものがあるかもしれない。
 
最後の針をさす瞬間、それを食い止めるクウガ。
これまでのクウガは怒りで込めて変身していた。しかし、今回はじめて怒りで変身します。
拳を握りしめ、馬乗りになって感情的に殴り続けるクウガ。BGMはホラーテイスト。
 

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仮面ライダークウガ episode 35『愛憎』
 
その時、幼稚園では仲直りする二人。
それに対して感情的に相手を痛めつけるクウガ。紫の金の力を使い相手に近寄るクウガ。未確認生命体にとってはそれが恐怖だ。
フラッシュバックで今回殺された学生たちの顔や葬儀のシーンが頭をよぎる。これは、まるで『本当にあった呪いのビデオ』。紫の金の力で、滅多刺しするクウガ。よくビデオを見てださい。クウガが刺してえぐっています。憎い相手に確実にトドメをさす行為。この時の五代雄介は殺意が確実にあった。殺意という嵐のように荒れた気持ち。その時、五代雄介は幻想でクウガが究極の闇をもたらすものの姿をみる。その四本角の血の文字を大量殺戮のあった壁に書いてあった。
 
場面が変わると幼稚園でみんなで積み木で遊んでいる。なんとシュール。まるで『ゴットファーザー』のようなシーン。皮肉だな。
監督はメイン監督の石田秀範。ズーと東映のヒーロー物をとっていた監督さんです。
 
う!ダグバ、第0号、第3号の話が書けなくなってしまった(笑)
 

  お父さんの笑顔はまもりません(笑)