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音楽の話♫Vol.17 The Yardbirds ③ Super Guitarist Jeff Beckの参加 Paulによるオリジナルサンドの追求

ロックギターの可能性を追求するJeff Beckの加入
 
バンドの狙い通り、”For Your Love"は英米双方ともヒットを記録し、The Yardbirdsは人気バンドの座を獲得する。しかし、この曲の録音に不満を示したClaptonは1965年バンドを脱退する。後釜として、最初は当時セッションミュージシャンとして頭角を表していたJimmy Pageに声をかけたそうですが、スタジオワークが多忙なため、この誘いを断り、代わりに友人であったJeff Beckをバンドに紹介する。
 
以前紹介したピーター・バラカン氏の『わが青春のサウンドトラック』によるとEric Claptonが注目されるのはむしろ、The Yardbirdsを脱退してからであり、Jeff Beckが加入してもバンドの興味、注目も変わらなかったと、その著書に記されている。私もThe YardbirdsのギタリストはJeff Beckと言う印象が強い。
 
しかし”Five Live Yardbirds"ではすでにEric "Slow Hand" Claptonとニックネームで紹介されていることは興味深い。
 
声を大にして言います。
60年代半ばよりブリティッシュロックは成熟していきます。Chuck Berrryやシカゴブルースのコピーから、オリジナルの楽曲をファンは求めるようになり、彼らもそれに応えていく。The Beatlesはもちろん、The Rolling  Stonesもオリジナルの楽曲を発表するようになる。The Kinks 、The Who等はじめからオリジナルを発表するバンドも出現する。
The KinksのDave Davisはファズギターのリフという斬新な曲"You Really Got Me"を発表する。そういうことを考えるとあえて言わせていただきますが、求道者然としたEric Claptonよりも、ギターの可能性を追求するJeff Beckの方がバンドの方向性にあっていたのかもしれない。
 
Kieth Relfが当時を回想している。
「外見がやたらワイルドで、すごいロングヘアだった」、「見るからに野蛮人だったよ」
 
当時のビデオをみてみると驚くと思います。The Beatlesを当時のロックバンドは完全なアイドル。ライブ盤なんか女の子黄色い声援が飛んでいる。
また、The Whoがマーキークラブでギターを壊したり、ドラムセットを蹴飛ばしたりはじめのもが1964年頃。観衆が派手なステージアクションをバンド側に求めた。Jeff Beckの加入はバンドとしても大きく、時代のニーズだったのでしょう。
 
派手なフィードバック奏法。ノーマルチューニングのスライドギター。そして派手なアクション。傍若無人に弾きまくるかと思えば、チョーキング一発のロングトーンのフレーズ。今聞いてもベックのプレイはエクセレント。素晴らしい。
 
Jeff Beckが参加した録音を中心に集めた”Having Rave Up"を聴いていただきたい。いやロックファンを自称するなら聴かなくなてはならない。編集盤とはいえ、The Yardbirdsを代表する一枚に仕上がっている。
ここではJeff Beckのプレイだけではなく、バンドのオリジナルなサウンドを追求し、成長した姿をA面、B面にはClapton在籍時のライブを収め、聴き比べてみると大変面白い。
 

 
そんなサウンドを作り、追求したのがベーシストのPaul Samwell-Smithです。

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The Yardbirds  Paul Samwell-Smith、Jeff Beck 在籍時
 
コンポーザー Paul Samwell-Smith の活躍
 
好きなベーシストは誰?と聞かれたら「Paul McCartney、John Entwistle、Jack Bruceは除くよ」という断りを入れてから、(ロックファンを自称するなら、聴いていて当然。ロックベーシストのランキングで上位3位を占めます。納得できない人はもう一回聞きましょう)。他にもいますけれど、Paul Samwell-Smith、Neil Murray(Whitesnake ,etc.)、 Steve Harris(Iron Maiden)の三人の名前をあげます。
Neil Murray、 Steve Harrisはハードロックファンなら有名人ですし、プレイヤーとしても評価は高いですね。 Steve Harrisはバンドリーダー、コンポーザーとしても高く評価されています。あとはRushのGeddy Leeもそうですよね。同様の評価をすべきする人がThe YardbirdsのPaul Samwell-Smithです。
 
Popで跳ねるようなベースライン。例えば、”Shape Of Things”を一度聞いてみましょう。Jeff Beckのギターがうねっているにかかわらず、楽曲は大変ポップ。骨格を作っているのが、Paul Samwell-Smithのベースライン。
さらにスタジオ録音の”I Am Man"も他のバンドと聴き比べて欲しい。Bo Diddleyの代表曲
として、British Beatの課題曲。The Yardbirdsはこの曲にポップにアレンジを変え、他のバンドと比べ、オリジナリティを際立たせている。
 
1966年ついにオリジナル”The Yardbirds"が発表される。全曲オリジナルであると同時に、Paul Samwell-Smithが共同プロデューサーとして名を連ねています。これが素晴らしい作品。60年代後半のBritish Rockを代表するにふさわしい一枚だと思っています。
 
さまざまなアイディアが盛り込まれると同時に、Jeff Beckのギターが歌っている。Kiethのハープも斬新。”Jeff's Boogie"なんて聞いているだけで楽しくなりますよね。
 
さらに”Train Kept Rollin'"もヒットし、バンドは順調のように思われたけれが、ここでメンバーの乱チキ騒ぎに耐えられなくなった、Paulは脱退してしまう。これはひどい痛手だった。
 
Jimmy Pageの加入 ツインリード結成
 
代わりに加入するのがJimmy Page。最初はベーシストと参加します。一時Beckが病気でダウンすると、リードギターを担当。そのまま、Chris Drejaとスイッチする。
 
 
 
 
ついにツインリードギターを採用した画期的なサウンドツインリードのシングル”Happening Ten Years Time Ago"を発表する。

 

バンドは次のステップに進んでいく。