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読書の話📚Vol.13 コラム いまこそ「選挙権免許制度」を 呉智英著

このコラムは2013年「新潮45」に掲載されました。現在、小学館新書『日本衆愚社会』に収録されています。今、民主主義の危険性に関する本を読んでいます。そこで、このコラムでが登場します。ちょうど本を持っていましたので、読み返してみたら大変面白かったので、今回取り上げます。
 
呉智英氏は今、私のブログで紹介している『つぎはぎ仏教入門』の著者です。が、この人は仏教学者や宗教学者ではありません。ご存知の方も多いと思いますが、本来辛口のコラムニストです。
 
民主主義の「恐ろしさ」は今改めて問われる時代になってしまいました。
例えば、橋下徹氏は「民主主義こそ万能であり、今回信任を受けた私は何をしてもいい。」という発言を度々しています。さらに、「日本は基本自己責任の国です。最後まで行ってしまったら、生活保護という素晴らしいシステムがあります!」舐めているのか!
 
JK「そんなの間違っています」そのとうりだ!
 
橋下「いいえ間違っていません。間違っていると思ったら政治家になって変えてください」 これ大人の言うセリフか?結局橋下はJKを泣かしてしまいました。
しかも、中学校出たら大人として認め、容赦しない、だと!驚きです。女の子泣かしやがって!
 
 
我々の先達が血を流して、手に入れた民主主義が曲がり角に差し掛かった。「ポピュリズム」、「衆愚政治」、「全体主義」が叫ばれています。なぜ?
 
そんな連中を選んだのは主権者たる国民である。よく言われることですが、ヒットラーが革命とか、クーデターから登場したのではなく、正式な手続きで選ばれたことは有名な話です。日本の軍国主義化、侵略戦争言論弾圧、全て普通選挙制度以降である。
 
主権国民である限り、人気者が選ばれる可能性が強い。例のブレグジットもいわゆる、保守派を名乗る連中が「移民は嫌だ!」、「EUと一緒は嫌だ!」ってノリで賛成票を投じました。結果、皆さんのご存知の通り。
 
呉氏は「民主主義は危険である」と断言する。国家権力が暴走したらどうするのか?危険です。だから危険物取扱と同じである。危険物取扱には免許がいる。だから、今こそ「選挙権免許制度」にしよう。これなら興味のないやつは試験すら受けないであろう。
 
しかし、そんなことをしてはいけない。かつて田中角栄は「政治は生活である」とのべた。そう全員の生活である。主権者たる我々の生活である。だからこそ、最低限の知識を身につけるのは最低のマナーではないか。私はそう思う。
 
民主主義に関するブログは仏教と同様がっつんと行きますよ。乞うご期待!