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音楽の話♫Vol.12 『明日へのキックオフ』”Foot Loose & Fancy Free" Rod Stewart

 永遠の憧れ!世界のスーパースター、ロッド・スティワート!
 
最初の女性は忘れられないのと同じ。ロックいや、音楽を意識して聞くようになったのが、Rod Stewart。一度聞いたら、忘れられないあのしわがれ声。パツパツのパンツにピンクのジャケット。いつもブロンドの美女を横に携え、「こんなカッコいい人が本当にいたんだ!」と本気に思いました。タキシードを少し崩してきてスタンダードを歌う現在まで、ずっと憧れています。
 
この記事を書くため、本棚から古い本を引っ張り出した。シンコーミュージックから出ていた『ロッド・スティワート スーパースターへの遠すぎた道』1980年発売。写植だぜ!なんとアマゾンの古本価格で7,000円(*_*)。
このアルバムに関する記事を探したら、
 
ハードなロックン・ロールとスローバラードを自由自在に歌いこなしているロッドを、世界中の人々は、”今世紀最強のボーカリスト”と絶賛した。
 
あれ?これで終わり?確かにこの頃のRod Stewartは文字通り『飛ぶ鳥を落とす勢い』。アメリカに移って自分のパーマネントバンドも結成し、最初の頂点に到達した作品です。
 

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ロッド・スティワート 1977
 
『明日へのキックオフ』”Foot Loose & Fancy Free" 1977年発表
  1. Hot Legs (Rod Stewart)
  2. You're Insane (R. Stewart, Phil Chen)
  3. You're In My Heart (The Final Acclaim)(R. Stewart)
  4. Born Loose (R. Stewart, Jim Cregan, Gary Grainger)
  5. (If Loving You Is Wrong) I Don't Want to Be Right (Homer Banks, Carl Hampton, Raymond Jackson)
  6. You Got A Nerve (R. Stewart, G. Grainger)
  7. I Was Only Joking" (R. Stewart, G. Grainger)
 
いいアルバムだな。心にしみるとはこのことです。文句なし。最初から最後まで聞き応え充分。あの、サム・クック直系のソウルシンガー。R&Bに根ざしたロッドのボーカルスタイルは一度聴いたら、忘れないほどのインパクトがあります。
 
Rodのソロは初期のマーキュリーレコード時代をあげる人は多いと思います。一番好きなRodの作品をあげろといったら、私はやはりこれです。
 
M-1のホットレッグスのオープニングから、ロッドの雄叫び。玩具箱をひっくり返したかのようなギターアンサンブル。トリプルギターの魅力を充分にイカすと同時に、Facesからの流れだよね。Jim Cregan今後、ロッドの片腕になるギタリストですけれど、いい雰囲気出してますね。
ヒット曲のM-3。今でもステージでの人気曲。ライブ盤ではも確認できるけれど、大合唱になります。
 
B面に当たるM-5〜一時ライブのエンディング飾っていたM-8までもう怒涛です。
モータウンのM-5だけれど、ここではVanilla Fudgeのアレンジを採用しています。そうそうドラマーはVanilla Fudge在籍したCarmine Appiceです。こう言う抒情をこめた、歌い方をさせたら、おそらくロッドの右に出るシンガーは世界でもそうそういないと断言します。
 
Rodはロック界に残るような名盤と評価される作品は確かにあまりありません。新作を逃すとなかなか自分で追っかけて聞くような人は特に日本では少ないと思います。かといって素通りできる歌手ではありません。シンガーとしては、世界最高峰であることは間違いないのですから。
 
歌を人に聞かせる。こんな単純なことを大切にしていたロッド・スティワート。是非とも聴いていただきたい。
 
もし、ロッドを素通りしていた人がいたら、あまりにももったいない。このレビュがなんらかのきっかけになったら、この上ない喜びです。