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😸以文会友 以猫輔仁😸

文を以って友を会し、猫を以って人を輔く Twitterでいいきれないことをここで話します アカデミックに行きましょう😀 ネコは俯瞰的な立場で監視します😸

『おちょやん』は不人気?それともコラムの著者自身が面白くないだけ?

こんな記事見つけました。

news.yahoo.co.jp

 

自分が好きで応援しているものを、みんなが好きであってもらいたい。というのはあまりにも幼稚だと思う。でもねこの記事はなんかね。

 

浪花千栄子が今の世代にさほど有名ではないとか?ちょっと不思議なご意見💦

まあ、私も「この人」と言われるまでよく知らなかったですけれど。

歴史ドラマで「こんな人がいました」的なものがありますけれど、そんなことなのでしょう。

 

私感ですけれども、このドラマスタート時は「伏線の撒き方が甘い」、「伏線の回収の仕方が甘い」と思いましたけれども、どうもコロナ禍の影響で何話かカットされたみたい。しかし京都編あたりから、しっかりとしてきた印象。

 

まあ、このコラムを書いている海原かみなさんがあまりこのドラマと主人公のモデルとなった浪花千栄子にあまり興味がないみたい。

それを「視聴率が良くない」ということで正当化しているだけのような気がします。コラムを書くにあたって、もっと私感を入れても構わないと思うが、それを正当化する武器は準備してもらいたいな。

 

ドラマは最終コーナー

これからがどう着地に持ってくるか楽しみですね。

ドラマが終わってから浪花千栄子の評伝を読むことも楽しみですね😀 

 

朝の連続テレビ小説『おちょやん』 第20週「なんでうちやあらへんの?」 

まずはゴメンなさいm(_ _)m 一週飛ばしました

気を取り直して頑張りますので、今後ともお付き合いよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

いよいよラストコーナーとなり、今週も含めてあと四週。

人との別れがはじまりました。

悪性の癌で声を失った万太郎さん、これは史実通り。年齢と共に身を引く。

行方不明だった弟とは残念な結果とはいえ、決着をつけた。

 

これで、最終回に向かってハッピーエンドならいいのですけれども、もうひとやまありました。一平の浮気という問題がありました。

史実だと、200人近く浮気相手がいたらしいけれども、そこは無し。天海の浮気のくだりはなしではないかと思ったけれども、そこはきっちりやります。

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今週のハイライトのひとつです

朝ですし、あまり女性にだらしないところは見せないと思ったけれども、しっかりと、やりましたね。

 

 

今回は杉咲花の演技力を印象つける内容でした。語らずに、目や肩で芝居をしていました。今まで過小評価していました。ゴメンなさいm(_ _)m

 

特に芝居で、一平との思い出をフラッシュバックさせたるたり、いい演出を見せてもらいました。

いよいよ、最終コーナーです。あの防空棒での即興漫才が伏線だったとは。

ここからが「大阪のお母さん」と称され、絶大な人気を誇った、浪花千栄子の物語最終章です。

 

 

 

人造人間キカイダー ハカイダー登場

再び、ネットの友達、謎の暇人Xさんからインスピレーションをもらいました(笑)

 

以前、私のブログで最も好きな漫画の一つに石ノ森章太郎の『人造人間キカイダー』を挙げました。

人造人間キカイダー』は永井豪の『デビルマン』や手塚治虫の『ブッダ』、『火の鳥鳳凰編』同様、何年かに一度ですけれど読み返しています。

漫画は熱心なファンではありませんけれども、やはり世代的に洗礼をしっかり受けています。

 

今回、Xさんが自身のYouTubeで取り上げているのが『人造人間キカイダー』のハカイダー登場編です。

www.youtube.com

 

人造人間キカイダー』のテレビシリーズは東京では土曜日の夜八時から放送されていました。当時の良い子は夜八時に寝るのが通例。

夜八時以降は土曜日だからという暗黙の了解で観ることが許可されていたのが懐かしい。今考えてみると、スタッフは子供番組であるけれども、色々と試していた記憶があります。さらには子供は八時以降にテレビを見る背徳感がありましたね。

 

子供番組の新基軸で登場したのが人造人間ハカイダー

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ハカイダーの登場

ジロー、キカイダーを破壊するために作られた人造人間。しかもキカイダーの能力を凌駕する設定。加えて光明寺博士の脳を人質として頭に乗せている。

このデザインは本当に斬新!

 

クールで、独自の美学を持っている悪役。のちに影響を与えたキャラクターは数知れず。

当時の良い子としてはドキドキしてみていました。

このハカイダーものすごく人気があるキャラクターで悪役であるにも関わらず、単体で映画も作られるほどです。*1

 

これほどカッコいい悪役は『鉄人28号』のブラックオックス、『ドカベン』の不知火守くらいですか?これはあくまでも個人的な感想です。

 

さらに、『人造人間キカイダー』はアメリカのドラマ『逃亡者』の要素も入ってくる。

無罪であるにも関わらず、殺人者の汚名を受けて追われる立場になったジロー。

こういう展開に持っていったのはテレビのスタッフのアイデアか?それとも天才石ノ森章太郎の技量のなすところでしょうか?

 

ここからネタバレですけれども、連載された『人造人間キカイダー』では 一度はキカイダーを倒したハカイダーキカイダーを修理する。人質、飾りとしてセットしたはずの光明寺博士の脳がハカイダーを支配してしまう。

こういうところに機械との共存、最後は機械よりも人智がうわまるという石ノ森章太郎の願いがあるのか?

 

今晩、もう一度キカイダーを読み返してみようかな。

 

フィギアも欲しくなって、Amazonを検索してみたら、何?この価格?

欲しくても買えません( ;  ; )

 

 

我々はハリソン・フォードの『逃亡者』でも観ましょうか。

 

*1:1995年公開

朝の連続テレビ小説『おちょやん』 第18週「うち原点だす」 希望のトランペット

NHK朝ドラの戦争表現。
朝ドラの時代背景は近現代が中心のためにどうしても先の大戦は避けることはできません。「どう戦争を表現するか」は重要なポイントになります。
ここではエドモンド・パークも知らないで「保守」を名乗り、先の大戦を美化する人は無視します。
 
ドラマの中で戦争を美化するわけにはいきませんが、「天皇陛下万歳!」、「お国の為に戦う」という人たちがいたことを隠すわけにはいけません。
 
まんぷく』で、あの国を相手に裁判をおこす長谷川博己演じる萬平さんでさえ、「お国の為に役立てなかった」というセリフが出てくる。いかに当時の世相が戦争が正当化されていたことがわかるシーンです。
 
今週は力作 涙腺を刺激します
覚えている方もいると思いますが、『わろてんか』では吉本新喜劇のスタートとなる喜劇を演じるところで終わります。お恥ずかしい話ですけれども、母は「お笑い」というものを頭ごなしで「くだらない」といっていました。
結構私の世代では多いと思いますけれども、「ドリフターズは有害番組」として攻撃していました。私たちの親というのは、もの心つく前に戦争に関わった人たち。あの狂った価値観、道徳感を引きずっている人たち。
 
ですけどね、戦争といった狂った時代だからこそ、「お笑い」、「喜劇」って必要だと思います。
 
今週の『おちょやん』は重かったかもしれませんけれども、ここを乗り切らないと先には進みません。
 
 
千代ちゃんがお世話になっている「岡安」は反戦派。篠原涼子演じる女将は姉、婿と大切な人間を戦争に奪われます。それでも気丈に振る舞います。そうしないと自分が壊れてしまう。そんな思いだったのでしょう。
 
 
戦争が終わり、誰憚らずとも、大きな声で『人形の家』のセリフを叫ぶ。千代が舞台に憧れた原点である。敗戦で芝居ができることに歓喜する。今週のハイライトのひとつでしょう。
 
”間違えて当然。みんな間違った。間違ったまま立ち止まったらあかん。ちょっとでも正しいに変わるようにしんどくとも前に進まなあかん” この千代ちゃんのセリフにはグッときました。
 
瓦礫で再開する家庭劇
今まで、「愛国」とかプロパガンダに踊ろされていた一福。福助のトランペットなど触ろうとしなかったにも関わらずに、父のカタミを吹いてみたけれども、音すらでない。
瓦礫の山で再開した家庭劇、しかも天海家庭劇と銘打って。スポンサーを失っても前進することに舵を取った。
喜劇でトランペットが全く吹けないことで、笑いを誘おうとが、なんと一福が予想外に吹いてしまう。芝居を忘れて一福に抱きつき喜びを表す。まさに希望のトランペット
 
第八車を引っ張って、家庭劇は出発した。新しい出発です。
 
戦争を通して、逃げ惑う人たち、困惑する人たちを姿を描いた今週は全体のキーポイントになる週であった。

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再出発するみつえ

電人ザボーガー 「あきらめるな!立ち上がれ!」

少しリメイク、リブートの話が続いたので、そう少しお付き合いお願いします。

 

最近のリメイク、リブート作品、アニメの実写化が続くのやはり営業的なことでしょう。

新しいヒーローを創作するよりも、我々の世代のヒーローに登場していただいたほうが期待できるそうです。

 

しかし!噂ではお寒い内容ばかりですね。

 

言いたくないけれども剛力彩芽の”白鳥のジョン”というのはちょっとね(理由はセクハラになるので言いません)。木村拓哉の”古代進”とかミスキャストそのものですよね?

やはり事務所のゴリ押しなのか?

 

巨匠三池崇史の『ヤッターマン』もそれなりのできかもしれないけれども・・・

 

その中で、大変評判が良かったのは井口昇監督、板尾創路古原靖久ダブル主演および、豪華俳優陣でおくる電人ザボーガーです。

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井口昇監督作品『電人ザボーガー

見てください。おもいっきりザボーガーです。ザボーガー以外何物でもありません。

 

井口監督は『電人ザボーガー』テレビシリーズの最終回の後、燃え尽きたかのような大門豊はどうなったのかだろう?って気持ちから映画の企画が持ち上がったそうです。

 

見所は本当に多いですよ。

  • 板尾創路柄本明竹中直人等、ベテラン陣の怪演
  • ビデオのお父さんと会話をする大門豊や書き割りのザボーガー基地など、あのツッコミどころ満載のシーンを再現
  • 今度こそジャンボメカが動きます
  • ブルガンダーを再現するために軽トラを探してくる根性
  • クライマックスに出陣するときに子門真人が歌った主題歌が流れる
  • etc.etc.

もともと変身、特撮ブームが過渡期となってしまった、1974年から一年半放送された作品で、しかも資金力のないことで有名なピープロ作品*1です。

私は再放送を笑いながら、見ていた人でなしです。

映画『電人ザボーガー』が決まったので、CSで久しぶりに再放送されました。カーメカに苦戦するザボーガーですが、逆転します。それを見た私の妻は

「トレーラーをぶつけた方が早くない?」

妻は悪之宮博士のロマンが理解できません。まあ、そういう作品です。

しかし、作品に込められているエネルギーが間違いなく熱く、大門豊役の山口暁*2氏のアクションはカッコ良かった。

 

井口監督はそんなツッコミどころ満載な作品ですが、ザボーガーを愛しています。

 

ネタバレ覚悟で言いますけれども、柄本明演じる半身半機械のΣ団のボスで父の仇である、悪之宮博士を大門豊、ザボーガーのダブル飛龍三段蹴りで倒すところで涙が出ます。

実はテレビシリーズの悪之宮博士は最期新しい敵である、恐竜軍団に殺されるのです。その不満がここで解消されました。

そして、大門豊のよき相談役だった中野刑事こときくち英一*3が老年の大門豊を演じていたなど涙腺をガンガンに刺激してくれました。

 

こんなリメイク、リブートなら大歓迎なんですけれど・・・

逆も真なり!

こんな愛情のこもった作品が少ないから、目立つのかな?

 

若い頃、ザボーガーを裏切り、己の正義を貫けなかった大門豊が、ザボーガーを修理してストロングザボーガーとして復活させて、もう一度立ち上がるシーンは必見ですよ!

 

そうそうテーマが「あきらめるな!立ち上がれ!」です。

 

全ての怪獣映画、ロボットアニメ、特撮変身ヒーローと縁を切れない、困った人たち全てに見てもらいたいですね!

 

*1:スペクトルマン』や『快傑ライオン丸』などでが有名。ウルトラマンと違い、かなり世の中を斜めから見ている作風が特徴的

*2:かつてのライダーマンです

*3:帰ってきたウルトラマン』でスーツアクターを演じていた