竹中直人の開幕式辞退を考える
竹中直人さんは好きな役者さんのひとりです。大河ドラマ『秀吉』でのあのエネルギッシュな秀吉を見事に演じ切り、同じく大河ドラマ『軍師官兵衛』でのあの寂しそうで、狂ってくる過程を見事に演じました。
そこで今回のニュース
氏が問題としたビデオは1985年。最も氏が尖っていて時期というか、アンダーグランドというか、まあそんな時期。
それぞれ、個別にあげると大変だし、気分が悪くなるので割愛するけれども、今回のオリンピックでは日本の嫌な部分を見せつけられました。
氏の直前辞退は出てしまってから、このビデオが指摘されるのを嫌がったからであろう。
当時は「良かった」ことが現在NGと追い追うことはたくさんあります。今回は日本人にとって最強の空気さんの調査が進む前に自分から降りたかっこにしたのでしょう。
個人的には開幕式には興味ないけれども、氏の江戸時代の大工、火消し等ピッタリで見たいと思ったが、ちょっと残念。
愚かだった若かりし頃の間違いを引っ張り出されるのは侵害かもしれないけれども、プロデューサー、編集者をつけて毒や個性を潰すのは疑問です。とは言え「教育が〜!、歴史認識が〜!、道徳が〜!」なんて言いたくないですね。
今までは知らない人や、「けっ!」と思う人でしたが、好きな役者ですの一文を掲載しました。