昨年、NHK4Kで放送がはじまった『ウルトラセブン』。私の断りもなしにNHK BSプレミアムで放送されていました。大変困ります(笑)
この年齢になっても、『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』、『シルバー仮面』、『アイアンキング』そして『仮面ライダークウガ』この5作品は特別。完全に私の感性にヒットしています。あとは『人造人間キカイダー』なのですけれども、なかなか見る機会がなくって😅
『ウルトラセブン』は改めて見てみると、ものすごいアイディアを毎回、毎回惜しみもなく使っています。しかし、才能は有限です💦
Stevie Wonderを見ればわかりますよね。
さて、第6話『ダークゾーン』。
宇宙を浮遊するペガッサ市。それが何らかの故障により制御不能になり、地球にぶつかってしまう。そこで「地球に軌道を変えて欲しい」とお願いしにきた。
しかし、地球は当然軌道なんて変更することはできない。
地球防衛軍はペガッサ市を破壊することを決定するが、移民として地球は受け入れる。しかしペガッサ市はこの提案を無視。
「軌道も変えられないくせに、ペガッサ市を破壊する火力など持っているわけがない」
しかし、爆破してしまう。
使者はもし地球側が軌道を変えることができないのなら、地球を破壊するという使命を帯びていた。
まあ、それをセブンが止めるのであるが、ここからが問題。
今回、何年ぶりに見て「何故?軌道を動かすことが出来ない程度の科学力がない星が、ペガッサ市を破壊できる火力を持っているのか」
単純な意見です。なぜ、そんな火力を持っているのですか?その前にやることあるでしょう!
なんか、人間の業を表しているかのような気がします。
このエピソードは『超兵器R1号』にも関連します。
宇宙人が攻めてくる!大変だ!共存、話し合いも必要ですけれども、攻撃されないように軍備を充実しなければ。
しかし、相手は何光年もかなたから攻めてくる。そんなレベルではない技術を持っています。
無駄な軍備。
やたら威勢のいい事を発言すれば受けが良い?
そんな軍備要らないでしょう。それよりももっとやることあるでしょう。
そんなことを子供番組のレベルでわかりやすく表現しています。
もう50年前のドラマですけれども、今こそ見て深く考えてみたいテーマを投げかけてくれます。また、『ウルトラセブン』を見て思ったことをブログに書いてみたいと思います。
『クウガ』に続くネタができたぞ。よかった、よかった😅