読書の話📚Vol.18 内田 樹著 『街場の天皇論』 改憲草案の「新しさ」を読み解く
菅首相は本屋さんにも行かないといけないし。あの〜本は買ったら読んでくださいね。
サンフランシスコ講和条約の発効にともない公職追放解除となるやいなや、その1952年4月に「自主憲法制定」、「自主軍備確立」、「自主外交展開」をスローガンに掲げた日本再建連盟を設立し、会長に就任した人物である。
安倍晋三のびっくり発言!
ポツダム宣言は広島、長崎に原爆を投下された後、『どうだ』とばかり叩きつけた
信じられない。小学校4年生並みの知識。
内田氏の言葉を、もう一度繰り返します。
改憲派は平和主義が「国際社会から侮られてきた」屈辱の経験だと思っている。
稲田朋美に至っては網タイツを履いて「戦争はもっとも宗教的行為である」と言っている!
桜井よしこに言わせれば、「いつ中国が攻めてわからないから、今のうち叩いて置かないといけない」だそうだ! 頭大丈夫ですか?
全て、「元首」天皇の責任にすることは目に見えています。
国際顕彰はそんなの関係ねえだそうです。
「いつでも戦争したいときに戦争できるよう国」になりたいそうです。「戦争ができない国」が国際社会から「孤立と軽蔑」されてきた原因だと思っているらしい。信じられない。
ですけれど、この結果。お粗末!
本当に戦争できるの?戦争舐めてませんか?
「主権国民」を無視して、国民国家を無視するこの新しさ!斬新です!凄くないですか?
内田氏によると下記の通り「弱い日本人」は搾取されるのである
- 人権の尊重を求めず
- 資源配分に口出しせず
- 医療や教育の経費は自己負担
- 社会福祉には頼らず
- 劣悪な雇用条件にも耐え
- 上位者に従い
- 一旦緩急あれば、義勇伝に報じることを厭わないような人間
いかがでしょうか?絶対に嫌だ!
今、注文しました。また今度取り上げます。