読書の話📚Vol.17 内田 樹著 『街場の天皇論』
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待ってました! これで敵基地攻撃が可能になる。洋上から2000km射程のミサイルを撃てるということは、中国軍の拠点を狙えるということ。地対艦誘導弾の延伸も、中国艦隊を寄せ付けないために極めて重要。「国産トマホーク」開発へ 射程2千キロの新型対艦弾
このような輩には内田樹氏の言葉をそのまま、返してやろう。
以前、取り取り上げた島田裕巳著『日本人と信仰』で、日本人は無宗教を標榜するのは「私は怪しい新興宗教とは無関係です」という宣言だと述べた。私はブログで ”その怪しい新興宗教とは「国家神道」だ” という考えを述べました。
私は別にこの明治天皇の玄孫を名乗る人間をここで非難しようとは思わない。あんな小物を非難しても面白くないし、時間の無駄だからである。
私はそんなに暇ではない。
ただこれから取り上げる内容にあまりにも「適切」なことを言ってくれたので、取り上げさせてもらいました。
自称「保守」を名乗り、二代にわたり天皇が「行けと言われても、いかない」靖国参拝をすることが「保守」だと思っている方々が存在する。そういう人たちの言う、反日教育を受けてきた私は(笑)当然、幼少の頃から天皇不要論、戦犯論を盲信しておりました。
実際、今でも昭和天皇は戦犯として裁かれるべきだと思っています。
知らないとは言わせない!覚えていないとは言わせない‼︎ 日本人は戦時中に「天皇の名において」バカな連中にとんでもないことをされた。
今、いろいろと考えてみるとそれはGHQの戦略であったのでしょう。アメリカの文化、生活に憧れて、ロックや文学に興味を持ちました。それに対して日本は三流国だと思っていました。「親米嫌日」です。しかし、勉強を進めていくと、結局はアメリカの汚い部分、腐敗した部分に嫌悪しましたが・・・今度は「反米嫌日」です(笑)
今ですか、特に好きな国はありません(爆笑)
昭和天皇はその長寿を全うすることが、彼に与えられた「罪と罰」であり、贖罪を背負っていたのであろう。戦後処理の際、決して亡命せずに「この身を八つ裂きにされようとも」と述べたのも国民を救おうという、決意であろう。敗戦後の天皇「人間宣言」は「天皇本来の職務に戻ります」ということであった。
そもそも、歴史に埋もれていた、宗教的象徴であった天皇を引っ張り出し、マッチョな大元帥にしたのは明治政府である。実際、歴史に華々しく登場する天皇は数えるほどしかいない。常に権力を握ろうとする人間に利用させていた。否、明治政府以降もそうである「天皇の名において」好き勝手にやっていたのは軍部である。ああ、ヤダヤダ!
現在の上皇は皇太子時代から日本国憲法下の象徴天皇とはいかなる存在で何を果たすべきかについて考え続けていたに違いない。己の身の危険を顧みず、例え火炎瓶を投げつけられても沖縄を訪問し、行った献花は象徴天皇としての「祈り」の行為だった。
象徴的行為とは「鎮魂」、「慰藉」ある。それを宮中で行う宗教的儀式に限定されず、広く死者を愛しみ、苦しむ者の傍らに寄り添うことであった。太平洋戦争に散っていた者に対する鎮魂の旅を見て感動しないものはいないと私は思っている。この頃から、私の天皇に対しての憎しみは溶けていった。上皇の天皇時代に行った巡礼の旅、被災者への医者は感動的であった。
これこそ、国民の「安寧と幸福」を祈る象徴天皇としての行為だったのである。
世界的に宗教的な基盤に基づいて生活をしている日本人が無宗教を標榜するするのは、明治維新以降、歴史からひっぱれだされ、その名において好き勝手にやられたからという自分の考えは変わっていない。しかしその恨みが解ける時、日本人は本来の信心深い、祈りの深い民に戻れると思うのである。
その天皇の気持ちもわからず、武器を配備し、中国を攻撃することを喜んでいるってこの竹田とかいう人は一体いつの時代の人なのでしょうか?
まずは、日本にとって中国は大切な輸出先であり生産工場である。そんな国相手に戦争すると思います。
大体、中国相手に事を構えて勝てるとでも思っているんでしょうか?
もし、私が習近平だったら、そんなことになったら、日本への輸出を止めるだけで終わりでしょう。どのくらい保ちますかね?
もう一度内田樹氏の言葉を繰り返します。