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😸以文会友 以猫輔仁😸

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朝の連続テレビ小説『おちょやん』 第4週「どこにも行きとうない」

コロナ禍の結果、おそらく話数が最初から削られているのでしょう。話の展開が大変早い。もう少し、道頓堀での生活や、芝居茶屋での失敗談をドラマに入れた方がよかったのでと思います。
 
夜逃げした父親役のトータス松本が、借金をより膨らまして千代の前に現れた。ヤクザ者の借金取りに追われて、千代を頼りに訪ねてきたのである。年季明けした千代をまた借金の肩代わりに、また奉公に出そうというのである。よくある展開です。
あくまでもダメおやじとして演出します。
 
 
千代は「岡安」に止まりたいという気持ちで、なかなか、首を縦に振らない。業をにやしたヤクザものが「岡安」に嫌がらせをする。鉄板だね。さらにダメ親父は「お前が行ってくれないと俺は困る。俺がどうなってもいいんだな。お前困るだろう」。関西では2作続けて、ダメ親父演出。
父親の権威を貶める、反日テレビ局、NHK(笑)。ネトウヨさん抗議のメール運動しましょう。「試聴しない運動」をはじめましょう。どうぞ、どうせ何も見ていないよね。
 
これ以上、ヤクザに嫌がらせては困る。自分の意に逆らって、千代は「岡安」を出ることを決意する。ここでひょんなことから、舞台に出る千代。これがね、あまりにもひょんなことからだよね。舞台にたって我を忘れ、セリフが飛ぶ。アドリブで自分の気持ちを吐露するが、我に戻り舞台の進行通りの演技。それが受ける。袖から見ていた二代目「天海一平」はここで喜劇の何かを学ぶ。
 
「岡安」を出る日、それを逃がす篠原涼子役の御陵さん。逃げる千代を追いかけるヤクザもの。そのヤクザものから千代を助ける、道頓堀の乞食。やっと第三週のオープニングでの伏線がやっと生きてきた。
ヤクザものに凄んで追い出す御陵さん。
 
いいところなのですけれど、ここまで御陵さんに恩義を感じるようなエピソードがない。
ここが弱い。
例えば、学校に行かせてあげるとか、お誕生日を祝ってあげるとか、そういうものがない。
さらに第三週、第四週には第一週に見せた千代の性格設定があまり生きていないような気がします。まあ、これからかな?
 
旅たつ娘を見送るトータス。第一週でもそうだったかれど、はっきり言って蛇足。「と、は言え娘のことは心配です」という演出はどうかと思う。今後の展開はわからないけれど、「結局いいお父さんでした」というオチを用意しているのでしょうか?それは嫌だな!
 
トータスにはこのドラマの最後まで千代の岐路に現れて、最悪の選択を持ってくる、悪魔のような存在になってもらいですね。
 
これは、あくまでも個人的な感想です。ご批判はご自由に(笑)。