特撮の話 仮面ライダークウガ episode17「臨戦」〜20「笑顔」
ダメだ!クウガ愛が再炎してしまった。
どちらか言うと、子供の頃はウルトラマン派でした。
最近の仮面ライダーシリーズでは『仮面ライダーW』の出来がいいと聞いたので、CSで再放送を見ていましてけれど、結局飽きた(熱心なファンの皆様、御免なさい)。それに対してクウガの思い入れが強いのは、この社会で怪人が現れたら人はどう行動するのかという、もう一つのテーマがあるからだと思っています。
最初、「金の力」が出揃った時にアップしようと思ったけれど、早くアウトプットしないと一回、一回が薄くなってしまう。
では、濃厚に行きましょう。
episode17「臨戦」
総集編ですけれど、戦闘シーンは追加。勝手な想像なのですけれど、戦闘シーンが少ないとかいう意見でもあったのか、良い子の雑誌のオマケのビデオのために撮ったのが、何らかの事情で流れたから使ったのだと思います。
それにしても、この番組お金使ってますね。また気持ちよく車を壊しています😁
episode18 「喪失」・episode19「霊石」
重要な回です。敵がどんどん強くなっていくのに対して、どうやってクウガを対抗させていくのか?当然クウガをパワーアップさせればいいのだけれど、特訓では最近の良い子は納得できないのでしょう。世界観は違うので、先輩がパワーアップツールを持ってくるわけにもいかない。さらにクウガはサイボーグではないので、強化手術をするわけには行きません。(『アギト』は精神力でパワーアップします)結果的には、強化手術と同じ効果があったけれど、その為に、一度クウガが敗れる必要があった。毒キノコ男を登場させたのはいいアイディアです。電気マッサージで何故、霊石が科学反応を起こすのは、突っ込まないお約束(笑)さらに、病み上がりで白いクウガに倒させる為に、毒キノコ男は打たれ弱いと言う設定も良いです。
「自分が今できることをやる」
ここでもしっかりと今回のテーマを桜子さんにセリフにさせることに作り手の良心を感じます。この一言で、桜子さんと妹のみのりは自分の現場に戻って行きます。
妹のみのりさんのセリフが泣かせます。
「兄を信じて、一度も裏切られたことはありませんでした」
これ、重要なセリフです。
椿氏は一旦五代雄介の死亡を確認するが、古代文字を検索して何とか復活する方法を模索する桜子さん。
「信じられないくらい、笑顔で乗り越えてきた」
仮面ライダーは他のヒーローと違って、孤高に戦うわけではありません。昭和のシリーズから必ず協力者を得て、ライダーは戦います。
特にクウガは敵が強くなるに従って、警察との連携が強くなっていく。
ここは見どころですよ。
死亡確認された五代雄介が復活するシーンで看護師は何を見たのか?
これって『帰ってきたウルトラマン』のパロディですよね。荒川さん。
強化され、暴れる毒キノコ男。エネルギーが不完全なまま、白いクウガの姿で駆けつける五代。また気持ちよく車を壊します(笑)金かけてます。
マイティキックの構えから足に火花が散る。金の力の前兆。最高に盛り上がる。ここで、まさに構えから汗が垂れているように見えたのは錯覚か?ここで「マイティキックのテーマ」文字通り手に汗握る。
遂に毒キノコ男を倒したクウガ。「遅いぞ五代」一条は笑顔で五代にムズアップ。二人の絆を確認するシーン。
だからクウガはやめられない。
episode20「笑顔」は彼らにとって、未確認生命体が現れなかった場合、こういう生活をしていますという少しガス抜きの回だと思っています。戦闘シーンはありますけれど、割と抜きの回でしょうね。毒キノコ男が復活するシーン。
ホラーだ!
それに加えて、クウガのバイクアクション。いいな!