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読書の話📚VOL.9 『日本人の信仰』島田裕己著

最近、宗教関係の本が増えています。当然、仏教関係の解説本や評論が中心ではあるけれど、それと並んで多いのが日本人の宗教観です。無宗教を標榜する立場から宗教、仏教を研究している学者は多い。それが自分の立ち位置がそちらよりということも関係しているとためであろう。

今回取り上げるのは島田裕己の『日本人の信仰』。オウム真理教を出家型の本物の修行仏教と言ったため、1995年のオウム真理教サリン事件の時、襲撃されるは、みんなに叩かれるは、酷い目に合わされた学者さんです。

 

以前、取り上げた阿満利麿の「日本人は何故無宗教なのか」では日本人は宗教心があるが、「自然宗教」を宗教と認めていない。人は有限性を認めた時、真の宗教に目覚めるとある。


それに対して本書では、日本人は信仰はなくとも宗教には熱心であり、無宗教とは表面的にしか過ぎないと定義している。それは日本の宗教にはキリスト教的な洗礼がないことと、怪しげな新宗教とは付き合っていないことの宣言であると考えていい。

 

しかし日本人が受けた宗教、仏教の影響は強い。仏教の知識があれば、「火の鳥」は二倍以上楽しめます。

 

実家がお寺以外、物心がつかないうちに出家しましたという話は聞かない。

 

この本の「はじめに」に「幸福の科学」に出家した清水富美加の例を引いている。

確かに清水富美加の話題はワイドショーにも取り上げられていた。

happy-science.jp

 

清水富美加/Popping Smile [DVD]

 

 

”Wikipedia”によると現在千眼美子を名乗って「幸福の科学」がスポンサーをする映画には出演しているけど、一般のメディアからは一線を引いているみたいです。

 

もし彼女がカソリックの洗礼を受けましたとか、浄土真宗で在家出家しましたと言ったら、それほど話題になったでしょうか?因みに知っている限り、六代目圓楽は曹洞宗で出家していますし、三遊亭圓歌師匠も日蓮宗の僧侶です。しかしワイドショーでは取り上げません。それは取り上げても面白くないからです。それに対して、何故彼女がターゲットになったのか。「幸福の科学」は新興宗教。新興宗教は分からない。分からないから、怪しい。という論法が成り立つ。「え~~~~「仏陀の魂の再誕」だって?怪しい!」そんな「怪しい新興宗教に出家した富美加なんてけしからん」ということになるのです。

ひとつ言わしていただくと、仏陀は成仏しているから、再誕しませんwww。あれ?魂も再誕しないのでしたっけ?釈迦が死んだのは方便で、姿を変えて現れるのでしたっけ?(まだまだ、勉強不足です)

 

因みにこの考えは靖国参拝に通じると思っています。日本人以外、怨霊信仰なんて、わかりません。天神様も明神様も怨霊にならないように神様として祀っています。英霊さんも同じ。怨霊にならないように祀っていると考えれば、私も合意できるのですよ。

 

失敗したのは、A級戦犯を祀ってしまったことと、海外にちゃんと説明できなかったこと!だから戦争神社と言われています!

 

 

まずは、一神教の国と日本の無神教とは違う。本書でも言っているが、一神教の国では、無宗教=無信仰なのである。いわばアナーキー!それに対して日本では無宗教=危ない新興宗教とは関係ありません。

 

では、何故一神教が根付かなかったのか?

西欧から見たら、神の定義も経典もない日本の神道は自然発生した「自然宗教」扱いされた。原始人の原始宗教扱い「ない宗教」とされた。(私の考えでも神道は宗教とは思えません)それで現人神として忘れられていた天皇をおいた。おいたのである。

 

日本人は信仰心が強くとも、決して全てを委ねない。自分でも努力を重ねていく。日本で修行が重視されるのはこのためであろう。積み重ねの中に確実な進歩を見出そうとする。その戻る場所が寺院であるとして著者はこの本を閉じている。

 

まだまだ、自分の答えは出ていません。真理探求の旅は続きます。

 

それにしても、日本には天皇という不思議な存在ですね。